「日本の核物理の将来レポート」は核物理の各分野で活躍する若手研究者が中心となり、 自らの研究分野の今後10年、20年、30年の進むべき方向を議論してその将来像をもつとともに、 他分野との議論を通じて原子核物理全体についての理解を深めることを目的としたレポートです。 核物理懇談会の企画として2010年9月に発足したワーキンググループで議論を重ね、 2012年8月に完成、2013年2月に「原子核研究57巻特別号2」として出版しました。
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1.1 本レポートの趣旨 | 1 | |
1.2 経緯 | 2 | |
1.3 本レポート作成の目的 | 2 | |
1.4 本レポートの今後の使われ方 | 3 | |
1.5 核物理の現在と今後 | 3 | |
1.6 研究施設 | 9 | |
1.7 核物理の将来レポートの概観 | 11 | |
2. 核物理学の現状分析と将来 ー各ワーキンググループによるレポートー | 25 | |
2.1 不安定核物理 | 27 | |
2.2 精密核物理 | 65 | |
2.3 ハイパー核・ストレンジネス核物理 | 101 | |
2.4 ハドロン物理 | 133 | |
コラム1 カイラル対称性 | 165 | |
2.5 高エネルギー重イオン衝突による物理 | 167 | |
コラム2 クォークの閉じ込め | 203 | |
2.6 核子構造の物理 | 207 | |
2.7 核物理的手法による基礎物理 | 253 | |
2.8 計算核物理 | 275 | |